「文章の修正をされなくなった」本書に書かれている文章を書いていくだけでスムーズに業務が遂行できるようになった。

読んだ本は?
アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書
【この本を読んだ人】
年齢: 39歳
性別: 男性(パート・アルバイト)
業界: IT(20人~50人規模)
職種: アプリのデバック

わたしが「アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書」を手に取った理由

伝え方が下手だった事をキッカケに同僚や上司との関係が悪化してしまったため「伝え方の教科書」を読みました。アプリのバグチェックの仕事をしていた頃、メールで取引先に聞く作業があったのですが取引先にメールを送る前に上司がチェックしていました。

私のメールをチェックしてもらうと毎回分かりにくかったらしく、同じ部署の同僚に修正してもらってから取引先に送るという体制になってしまいました。

なのにそうなっても私は恥ずかしながら何も対応しませんでした。

私の書き方はそんなに分かりにくいかなぁと他人事のように考えていたからです。そんな状態が続けば同僚はたまったものではありません。

毎回メールチェックと修正という余計な仕事を増やされて大変なのに、原因である私はどこ吹く風で変えようと頑張る素振りも見えないのですから。

今振り返ると同僚が怒るのも当然ですし、どんどん険悪な雰囲気になっていってしまいました。

とうとうにぶい私もこれはまずいと感じられるくらいになって慌てて本屋に飛び込みとにかく伝え方の本が欲しいと手に取った本でした。

「アメリカの大学生が学んでいる「伝え方」の教科書」を読んで活きたこと

「伝え方の教科書」は人に伝わりやすい伝え方が書いてある本で、その通りに文章を書いてみることで伝わりやすくなり仕事がスムーズに進められるようになりました。

私の書いた文章を同僚にチェックしてもらうと必ず修正されていたのが修正されずOKが出るようになりました。

変化は劇的で、いつも通り取引先に送りたいメールを書いて同僚にチェックしてもらうといつもは必ず入る修正が入らず「このままで大丈夫です。」と言ってもらえたのです!

その様子を見ていた上司も目を見開いて驚いた反応をしていて正直痛快でした。

私のメールは修正されるのが当たり前な空気があったので、その空気を良い意味で裏切ることが出来たので平然を装ってましたがとても嬉しくガッツポーズを取りたい気分でした。

その後も本に書かれている通りに文章を書いていくことでスムーズに業務が進むようになりました。

関係の悪化した同僚ともしばらくは気まずい感じでしたがある時休憩時にお菓子を一緒に食べて笑い合えて(あ、許してもらえたのかな)とホッとしました。

自覚がないばかりにかなり迷惑を掛けてしまっていたんだと反省しきりです。

今思うと伝え方が下手だったとしても改善する努力をしていればあそこまで関係が悪化することも無かったのかもしれません。

自分の問題で周りに迷惑が掛かっているのに自覚がないことが問題だったのではないかと、本を読んで取り入れればすぐ改善するならばもっと早くやっていれば良かったと思います。

この文章も一度書いた文章を「伝え方の教科書」を読みながら校正してみました。最近は読んでなかったので内容を忘れてしまっていて最初に書いた文章を結構いじることになりました。伝わりやすくなっていれば幸いです。

こんな人におすすめ!

・自分の話がうまく伝わらないと感じている人
・話してる相手から伝わった手応えをあまり感じられていない人。

書籍情報

著 者 スティーブンE・ルーカス (著)
狩野 みき(監訳) (その他)
発売日 2016/11/30
出版社 SBクリエイティブ
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