自分にHSPの気質があるとわかり、安心できる職場を求めて転職しました。

読んだ本は?
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
【この本を読んだ人】
年齢: 26歳
性別: 女性(派遣社員)
業界: 不動産(20人~50人規模)
職種: 去年まで販売員、現在は経理事務

わたしが『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』を手に取った理由

転職する前は販売員をしていました。仕事は主にお客さんにセールスしたりレジ業務などお客さんと不特定多数に会うこと。

嫌な人と毎日嫌味や悪口を言われたりして次の日になってももやもやが晴れることがありませんでした。

ある日ついに会社に行くのが億劫になり、しばらく休職をしていました。休職中、ふと立ち寄った本屋さんで「HSP」特集の本がズラリと並んでいました。

HSP?聴き慣れない言葉だなと感じ、その特集のPOPには『言葉や動作が一つ一つが気になってしまう』という言葉が自分の中でしっくりし、一度読んでみようと思い、読んでみようと思いました。

『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』を読んで活きたこと

その本にはHSP診断があり、診断するとHSPの気質があったことが発覚し、早速この本で仕事で使える部分を読み、実践してみることにしました。

休職明けに、まずしたことは「キライ」センサーは大切で、人を嫌えるようになることを実践しました。

思えば、仕事だからと割り切ってしまい、直接嫌いな人に近づいてしまって嫌な思いをしたことが休職した原因でもありました。

本には「キライを禁ずると苦手な人に自分から近づいてしまう」という章では、無意識に自分から合わない相手に近づいてしまっているので相手に振り回される。

嫌いになれない人が多いことがHSPさんの人。だからこの本ではまず、「キライ」を禁じてないか?もし嫌いな人と関わらなければならない時は「透明フィルター」を間に挟んで話すイメージで話すと心が楽になるなど人間関係について詳細に対策が書かれており、とても実践しやすい内容でした。

またHSPには五感が鋭いので匂いがきつい人がいるのなら自分が好きな匂いを身につける、ハンドクリームを塗るなど(アロマペンダントも可)敏感な人はそのように対策するという日常でも使えることも書かれていてとても生きやすくなりました。

またこの本ではHSPさんは敏感なので不特定多数の人と関わる仕事は極力避けるよう書かれていました。

なぜならHSPさんのもう一つの特徴、それは疲れるのは身体ではなく『脳』だということ。

通常の人と違い、HSPさんは様々な刺激を受けとるのでクレーム対応、電話応対、人の感情が気になるなどで脳がフル回転で家に帰った途端、すぐに疲れるパターンが多いことがこの本を通してわかりました。

なので私は自分が安心できる職場を見つけるために販売員という仕事を辞め、今は不特定多数の人と関わらない経理事務に派遣で働いています。

いつか自分らしく働ける日々を夢見て。今日も頑張って生きていきたいと思える本に出会えてよかったです。

こんな人におすすめ!

・自分だけこんなに気になる!気にしてると思うことが多い人
・最近もやもやが多い人
・最近頭が重いなあと感じる人。

書籍情報

著 者 武田友紀 (著)
発売日 2018/7/25
出版社 飛鳥新社
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