私が一番印象に残っているのは、辛抱強さが大切だと言うお話です。

読んだ本は?
道をひらく
【この本を読んだ人】
年齢: 54歳
性別: 男性(自営業)
業界: 食品卸売業(5人~20人規模)
職種: 経営者

わたしが「道をひらく」を手に取った理由

昔、職場の先輩が辛い時に読むといいよと言われて渡されたのが、この【松下幸之助】道をひらくという本でした。

松下幸之助さんが自身の経験から得た教訓をまとめたものですから、きっと説得力のあるものでしょうし、自分自身を成長させるという視点でとても読み応えがあるに違いないと思って読もうと思いました。

ビジネスマンや起業家にとって役立つアドバイスが多数含まれているとも聞きましたので、尚更とても読みたくなりました。

「道をひらく」を読んで活きたこと

この本を読んで、心が洗われる素晴らしい感覚を覚えました。私が一番印象に残っているのは、辛抱強さが大切だと言うお話です。

確かに、最近の人は忍耐力が弱くて、ちょっとした困難にも悲鳴をあげている感じがします。

ニュースでも、銀行では本人確認をしないで、大手企業だから大丈夫だろうと送金してしまったり、大手企業は大手企業で、本人確認をしないで口座を作ってしまったというだらしのないニュースを見ることが多々あります。

そんなレベルにまで成り下がってしまった世の中に対して、周りや社会を非難するのではなくて、精進して自分の力を蓄えて解決していく事が大切だとも書かれていて、現代人の弱さ、気迫の無さに気付かされました。

松下幸之助さんの時代は現代とは比べ物にならないくらいに厳しい世の中だったでしょう。そんな時代を気迫や辛抱強さで乗り切ったのでしょう。

自分に気迫があるのだろうか、ちょっとした困難にこらえて対応しているだろうかと、事あるごとに自分を見つめ直そうと思いました。

世間に仕事をさせてもらっているという謙虚な気持ちがあれば、一つ一つ丁寧に対応して、ミスが減っていくのだというお話も感慨深いものがあり、明日から襟を正して業務に取り組みたいと思いました。

何か壁にぶち当たった時に、この著書を読み返すと、「あぁ、こういう考え方もあるんだな」「そういうときは、こうするといいのか!」といったような気づきを得ることができ、自分自身をかなり奮い立たせることができるように感じています。

こんな人におすすめ!

・ビジネスマン
・起業家

書籍情報

著 者 松下 幸之助 (著)
発売日 1968/5/1
出版社 PHP研究所
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