「問題が嫌なら死ぬしかない」問題のない人生など存在しないのだから、正面から向き合っていく。

読んだ本は?
死ぬほど読書
【この本を読んだ人】
年齢: 32歳
性別: 男性(経営者)
業界: IT(1人~5人規模)
職種: 経営者

わたしが「死ぬほど読書」を手に取った理由

経営者に読者家が多いという話をよく聞き、自分自身も読書を習慣にできるよう、ジャンル問わず多くの本を手に取るようにしております。

本書については、著者が伊藤忠商事の前会長であるということ、また規模は違えど自身も経営を行っている身として、大企業のトップが考える読書の在り方を知りたいと思い、手に取りました。

「死ぬほど読書」を読んで活きたこと

「教養を磨くものは何か?」という問いに対し、著者は「仕事と読書と人が相互に繋がっている」と記し、仕事を通して経験を積んだり、人とコミュニケーションを取っていき、人間への理解を深めることで、人として成長できると考えている。

どれか一つだけが突出すればいいわけではなく、この3つが相互に繋がっていることで、教養が磨かれていくということを学び、読書だけでなく、仕事や人との交流にも意欲的に取り組もうと思えた。

また「問題」に対する捉え方について、生きていることで問題は必ず発生する、「問題が嫌なら死ぬしかない」と記しており、仕事を進めて行くうえで、よく壁にぶつかって悩んでいる自分にとっては、思ってもみない視点からの言葉だった。

この言葉を知り、肩の荷が下りたように感じる。

大小はあれど、仕事をするうえで、そして生きていくうえで問題は必ず発生する、問題から逃げるのではなく、正面から向き合っていくための、1つの指針となった。

こんな人におすすめ!

・読書をする人
・仕事や人生に悩みを抱える人
・知的好奇心が旺盛な人

書籍情報

著 者 丹羽 宇一郎 (著)
発売日 2017/7/28
出版社 幻冬舎
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