「時間の使い方は、そのまま”いのちの使い方”になる」些細な出来事に振り回されず、生き生きと働けるようになりました。

読んだ本は?
置かれた場所で咲きなさい
【この本を読んだ人】
年齢: 51歳
性別: 女性(派遣社員)
業界: インテリア(20人~50人規模)
職種: 販売員

わたしが「置かれた場所で咲きなさい」を手に取った理由

仕事柄、女性が多い職場です。その上、仕事そのものも簡単なことではありませんが、ノルマもあります。

そんな中で私はどちらかというと男勝りなので女性同士で群れるのが好きではありません。

そういうところを妬んだり、イジメたくなる女性が必ずいます。

私は仕事は仕事と割り切っていたのですが、またそんなところが火をつけてしまい、足を引っ張られます。

そしていつの間にか心身ともに疲れ果ててしまいます。ふと「置かれた場所で」という言葉が突き刺さり読んでみようと思いました。

「置かれた場所で咲きなさい」を読んで活きたこと

題目通り、置かれたところこそが、今の私の仕事場であり、居場所だったと気がついたのです。

高校生の時にイギリスへ短期留学をして建物や内装に圧倒され、専門の学校へ行き、やりたい仕事についている幸せを感じました。

周りに振り回されることなく、愛すべきインテリアに目を向けられるようになりました。

また、時間の使い方は、そのままいのちの使い方ですということにも教えられました。

時間は限られている、自分の好きなことに取り組んでいる、そんな些細な時間を妬みや、イジメに心身を痛めつけられている時間がもったいないと思い、なるべく周りの環境を気にしないようにすることができました。

私が私らしく咲く努力を忘れていた事にも気が付きました。

ほんの些細な出来事に振り回されて自分自身の良いところをなかなか出せずにいましたが、生き生きと働けるようになりました。

「雨の日、風の日、どうしても咲けないときは根を下へ下へと伸ばしましょう。次に咲く花がより大きく、美しいものとなるように。」と言う点は本当に心を揺さぶられました。

無理をせず、疲れたときは休息を取り、何よりも私が尽力するべきはお客様への接客だということに気が付きました。

心迷った時に良い本に出会え、仕事を通して生き方そのものを教えてもらった気がします。

これから先もどんな事が起きても置かれた場所で咲くということを心に留め置きながら生きていこうと心から勇気づけられたとても素敵な本でした。

こんな人におすすめ!

・今の職場で働いていることに意味が見いだせない人

書籍情報

著 者 渡辺 和子 (著)
発売日 2017/4/11
出版社 幻冬舎
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